新・ことば事情
4483「地デジ化以降のコールサイン」
「コールサイン」ってご存じですか?昔だと、放送が終わるときとか、朝、放送が始まるときなどによく出てきたものですが、その放送局の登録された名前(呼び名)です。
読売テレビは、
「JOIX-TV」
でした。NHKの東京が「JOAK」、大阪放送局が「JOBK」など、それぞれの放送局にコールサインがあります。「JOBK」なんかはよく、
「ジャパン(J)大阪(O)馬場町(B)角(K)の略」
というように、NHK大阪局のアナウンサーなどがふざけて(おもしろがって?)で言っていたので、よく覚えています。
しかしこれらは、「アナログ放送」の時代のものです。7月24日以降、デジタル化が完了した今は、コールサインはどうなったんだろうか?ちょっと疑問に思っていました。
そんな折、先日、早朝と言うか真夜中にNHKテレビをホテルで見ていたら、放送終了を告げるコールサインを言っていました。それは、
「JOBK-DTV」
というものでした。あ、そうか、これまでのコールサインの「TV」の前に、「デジタル」を現す「D」が付いたのか!だとすると、読売テレビは、
「JOIX-DTV」
かな?と思って、翌朝会社に出てから確認すると、はたして、その通りでした。