新・読書日記 2011_177
『探偵はバーにいる』(東直己、ハヤカワ文庫:1995、8、15第1刷・2011、9、22第51刷!)
驚き!単行本は1992年に出ていて、文庫本は1995年。以来16年で51刷!大ロングセラーではないか!にもかかわらず、その存在をちっとも知らなかった私...映画化されてそのPRのために、先日、主演の大泉洋さんが「ミヤネ屋」に出てくれた。それをきっかけに、読んでみようかな、と思っていたら、帰りのコンビニで本書を発見!購入したが、映画の原作は、このシリーズの第2作らしい。これは第1作。タイトルが映画は「探偵はBARにいる」で、本書は「探偵はバーにいる」。で、さっきも書いたように、原作は本書ではなく、本シリーズの第2作。ややこしやー!
内容は、ハードボイルドですね。シリーズはすでに12作あるらしい。時間にゆとりのある方は、通して読むと、もっと楽しめるだろう。舞台は北海道。北海道弁もいっぱい出てくる。その意味でも、主演に北海道出身の大泉洋さんというのはふさわしいだろう。それにしても佐々木譲さんといい、探偵や警察モノの舞台はなぜ北海道?沖縄や鹿児島ではないのだろう?大阪府警モノがあってもいいよな?(もう、あるか。)
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