新・ことば事情
4459「1参加につき」
近くのショッピングモール(商店街)のくじ引きに「参加」しました。500円、2000円などの商品券が当たるのです。くじ引きをするには「お買い上げのレシート」が必要です。レシート5000円分につき1回抽選ができます。週末に、一週間分の食材を買いだめするので、何回か抽選ができます。そこの看板に、こう書かれていました。
「抽選は1参加につき最大30回までとなります」
この「1参加」の「参加」は助数詞ですね。こんなふうに、助数詞に使われるんだ、「参加」という言葉は。
ちなみに、ここで「1参加」というのは、5000円で1回抽選ができるんだけれども、
「連続で抽選をするのは30回まで」
ということで、もし30回(つまり15万円分!)を超える分のお買い上げがあったとしても、30回を超える分の抽選は、もう一度列の後ろに並び直してくださいね、ということのようです。というのも、結構長い列ができていて、一人であまり何回も抽選をする(機械のボタンを押すだけなんですが)のは、後ろの人の迷惑になるから、ということのようです。
いろいろな助数詞があるんだなあと思ったのでした。