新・読書日記 2011_156
『原発のウソ』(小出裕章、扶桑社新書:2011、6、1第1刷・2011、6、5第2刷)
うーん、これを読んだら、やはりもう「原発」は「未来のエネルギーではない」と感じざるを得ない。そもそも石油や石炭の方が、ウランより埋蔵量が多いなんて知らなかった。「石油」がなくなるから「ウラン=原子力発電」に...となったんじゃなかったの?
それと、やはり放射性廃棄物の問題。これは「問題の先送り」以外の何ものでもなく、その問題解決のための「プルサーマル」は危険この上ないと、本書を読むとそう考えて当然だろう。
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