新・読書日記 2011_151
『都市住民のための防災読本』(渡辺実、新潮新書:2011、7、20)
数年前に同じ著者の『高層難民』という本を読んだ。高層マンションに住んでいる私としては、もちろん他人事ではなく、気になる問題である。今回の東日本大震災は「都市型」ではない、災害の部分が多かったが(仙台や盛岡などの大都市は除く)、震源地でもなかった「首都圏」が「都市型」の災害を被り、大規模な「帰宅難民」が生じた。都市では、都市だからこその災害が発生する。
本書では、具体的な防災のための方法を書いてある。すぐに実行したと思った。(なかなか実行が難しいものもあったが。)
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