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『道浦TIME』

新・読書日記 2011_115

『働かないアリに意義がある』(長谷川英祐、メディアファクトリー新書:2010、12、31)

 

よく「アリのうち、よく働いているのは2割で、残りの8割はあまり働いていない。その2割の"よく働くアリだけ"を集めたら、全部働くかと思ったら、やはりその中で働くのは2割だけ」というようなことを耳にする。それを人間社会に勝手に当てはめて「本当かな?」と思いつつも、幾分、思い当たるフシはなきにしも非ず。「でも2割ということはないだろう、7割ぐらいのアリは働いているのでは?」と思っていたが、この本によると、なんと、

「7割のアリは巣の中で休んでいる」

これを「不思議に休憩のアリ巣」と言う・・・とは書いてない。ゴメンナサイ、今急に思いついたので書きました。悪気はなかったので許してやってください。

更に驚いたのは、

「生まれてから死ぬまでほとんど働かないアリもいる」

ということ!あ・・・でも・・・人間でもそうかもしれないか。

「フリーライダーが増えるとその巣は滅びる」

ああ、やっぱり。「滅私奉公」は進化の過程でもあると。人間様はアリに負けてはならないと思う。アリ様のつもり?

 

 


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(2011、6、16読了)

2011年6月26日 12:04 | コメント (0)