新・読書日記 2011_110
『大学の下流化』(竹内洋、NTT出版:2011、4、19)
タイトルが気になって、書評を読んで購入。最初のところで「大学の下流化」について書かれていてフムフムと読んでいたのだが、途中(46ページ以降)からおかしくなった。読書日記や書評(それもまとまりのない)が入ってきて、「大学の下流化」の話は「え?最初だけ?」という感じ。あれ?なんだこれ、これまでに書いた雑文を集めただけではないか?ちょっと「騙された感」があった。
途中から、その「書評」というか「読書日記」がちょっとおもしろくなってきた。「合コンと合ハイ」などを含んだ「第6章ニッポン社会考」はなかなかおもしろかった。ということで、真ん中はちょっと「キセル」してる感じですね、この本は装丁はオシャレです。
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