新・ことば事情
4374「1691」
「ミヤネ屋」の女性ナレーターMさんに質問を受けました。
「1691」という数字の読み方は、
(1)「セ/ンロピャクキュ\ージュー・イ/チ」
(2)「セ\ンロッピャク・キュー\ジュー・イ/チ」
のどちらでしょうか?というのです。私は迷うことなく、
(2)「セ\ンロッピャク・キュー\ジュー・イ/チ」
と答えてから「あっ!」と思いました。
(1) の読み方の数の区切りは、
「1690」+「1」
なのに対して、(2)は、
「1600」+「91」
という区切りになっているのです。そして、その(2)の区切り方は、表記上の数字の切れ目で見ると、
「16・91」
と、「2つ・2つ」の区切りで読んでいる。
これは例えば英語でも、西暦や部屋番号の「1691」と言うときには、「2つ・2つ」に区切って、
「sixteen― ninetyone」
と言うのと似ているのではないでしょうか?
それがどうした!?と言われれば、それだけのことなのですが、何か「新発見」をした気がしました。「1492」だったらもっとよかった。