新・読書日記 2011_118
『案外、知らずに歌ってた童謡の謎』(合田道人、祥伝社黄金文庫:2003、10、30)
ずいぶん前に勝手読みかけて、ほったらかしになっていた。
かなりおもしろい。でも、知っている話もずいぶんあった。
いろいろと調べた上に、著者の「推測」も「創作」されている。その部分が"独自性"にあたるが、そこは「史料」としては使えない。でも話のネタにはなる。
「赤い靴はいてた女の子」の話や、「しゃぼん玉」の野口雨情の娘の話、通説とは違った部分がおもしろかった。
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