新・読書日記 2011_088
『岳 第1・2・3・4巻』(石塚真、小学館)
いま、映画化されて公開されているものの原作に当たる山岳マンガ。私はおそらく、連載第1回から欠かさずに読んでいるが、映画化を機に「最初はどういうふうに始まったのか」をもう一度確認したくて読み始めた。今、単行本は13巻ぐらいまで出ていますが。もう連載から6年ぐらいになるのかな。
それとあわせて、今週号の『ビッグコミックオリジナル』で連載されている最新の「岳」を読んでいたら、なんと2巻で出てきた登場人物が、また出てきている!これは明らかに単行本を買わせようという魂胆?・・・はまってしまった!
でも、いい!!山に登らない私でも(富士山には、昔、夏に登りましたが)、ジンと胸に響きます。主人公の三歩がなぜ「岳」という漢字(この漫画のタイトルにも通じる)が書かれたキャップ(帽子)を被っているかを、長野県警の山岳救助隊員・クミちゃんに話すシーンが、第2巻に出てきますよ。居酒屋でバイトをしている山の友人ザックとの出会いとかも。こりゃあ、全巻読むしかないなあ・・・。
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