新・読書日記 2011_084
『老いの才覚』(曽野綾子、ベスト新書:2010、9、20第1刷・2011、3、25第19刷)
この本、ものすごく売れている。100万部を超えたと新聞に出てた。私が買った時の帯には80万部突破と。それから1か月半で20万部も!ものすごい勢い。初版1刷が出たのは去年の秋なのに、ここに来てすごい加速が。
内容は、取り立ててすごくはないので、普通です。それなのになぜ、こんなに売れているか?考えました・・・・きっと、買った人が買ったことを忘れてもう1冊(あるいは更に2冊)買ってしまうからではないでしょうか?(冗談です。)当たり前の普通のことを言ってくれる人が、少なくなっているからではないでしょうか。
結構、自分にも人にも厳しいおばあさんです、曽野さんは。それが「当たり前」の時代に、女性として「作家」という職業婦人だったんだから、当然といえば当然。
曽野さんといえば"美人の誉れが高い"・・・と私でもそんなイメージがありますが、もう80歳なんですね。同年代のオピニオンリーダーですね。
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