新・読書日記 2011_046
『「社交界」たいがい』(山本夏彦、文春文庫:2002、2、10)
電車の中で、週刊文春の小林信彦の見開き二ページのコラムを読んでから、この山本夏彦のエッセイを読んでビックリ!トーンが同じ。同じ人が書いたものの続きを読んでいるかのよう。二人とも「彦」が付くし。
山本夏彦のように、「世間」から距離を置いて物事を見ながら、しかも「世間」とつかず離れずという距離感をとるのは、フツウの人には無理なんだろうなあと思いました。
タイトルになっている「『社交界』たいがい」という長いエッセイは、僕はあまりおもしろくなかった。
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