新・ことば事情
4318「微粉砕」
ちょっと休憩・・・して、会社の自動販売機にコーヒーを買いに行きました。
温かいコーヒーを飲むと、ちょっとホッとします。
そのいつもの自動販売機、コーヒーがカップに注がれるまでの間、数十秒でしょうか、自販機を眺めていたら、広告の文字が目に入りました。
「微粉砕のコーヒー豆」
ふーむ、「微粉砕」ですかあ。あまりお目にかからない表現。これって「微」というところがポイントなんでしょうね。
「粗挽き」
の方が好まれたり「微粉砕」を特長としたり、コーヒー豆は「その挽き方」によって味わいが変わるんですねえ・・・と改めて感じたのでした。
Google検索では(2月24日)、
「微粉砕」=19万5000件
驚いた!こんなに出てきました。しかもトップに出てきたのは、
「食品における乾式微粉砕」
なる文字が。そして、「粉砕」するための機械(粉砕機)には、
「粗砕機、中砕機、微粉砕機、超粉砕機」
といった種類があるようです。知らない世界だなあ・・・業界用語なんですね、きっと。
ちなみに、
「粗挽き」=128万件
でした。「デジタル大辞泉」では、
「あら‐びき 【粗×挽き】
[名](スル)穀物・食肉などを普通よりも粗めにひき砕くこと。また、そうしたもの。「―のソーセージ」「胡椒(こしょう)を―する」
とありました。
コメント
土産として挽いていないコーヒー豆をもらった。
料理用のミルサーで挽くと、普段使っている粉コーヒーより粒度が細かくなってしまった。大丈夫かなと思いながら入れてみると、いつもより少量なのにコーヒーが濃い。おそらく表面積が多いからだと思う。使う量が少しで済むので微粉砕はお得なのかもしれない。
投稿者: yoshi-q 日時:2011年03月26日(土) at 00:42