新・読書日記 2011_022
『プロ野球最強のベストナイン~全時代の一流選手の真価を問う』(小野俊哉、PHP新書:2010、11、29第1刷・2011、2、3第5刷)
単に歴代ランキングで上から選ぶベストナインではなく、打者は「1番バッター」から「9番バッター」まで、「打力」を中心に順番に選んでいき、そのバッターの守備位置がふさがれていくというのは、ちょっとおもしろい知的好奇心をくすぐる頭脳ゲームです。
ピッチャーは、「1リーグ時代」は一くくりに、その後は10年ごとの区切りで、年代ごとのベストのピッチャーを先発と押さえで11人。
いやあー、え!あの選手が入らないの?という面もありますが、選ばれた選手どれも兵(ツワモノ)ぞろい。ある意味「ミステリー」を読むような感じで読み進めることができます。最後のページに、選手の名前と顔写真が載っていますから、決して後ろのページから読むようなことはないようにしてくださいね!
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