新・ことば事情
4280「インターハイとインカレ」
泊まり勤務の際、夕食の「カレー」を会社の食堂で独りで食べながら、こんなことを考えました。
「インターハイ」と「インカレ」
それぞれ、
「インターハイスクール」「インターカレッジ」
の略語。高校と大学。その略語の出来方が違う。「インカレ」は、なぜ
「インターカレ」
とならなかったのか?また、「インターハイ」は、なぜ、
「インハイ」
にならなかったのか?(一部では「インハイ」という呼び方も聞くが。)
「焼酎ハイボール」の略語、
「チューハイ」
は、「インターハイ」という略語と関連があるのだろうか?「インターハイ」に出る選手は「チューハイ」を飲んではいけないが、「インカレ」に出る選手の中には、「チューハイ」を飲める年齢の選手と、飲めない年齢の選手がいるが、「インカレ」の試合前に、あまり「チューハイ」を飲み過ぎてはいけない・・・。
「インカレ」という4字略語は、ある意味「王道」です。それに対して、「インターハイ」は、後ろに続く「スクール」をバッサリと略していますが、「ちょっと特殊な略し方」なのではないでしょうか?
もしかしたら「インターハイ」の「ハイ」には、「優勝カップ」の
「(優勝)杯のイメージ」
があったのでは?なんて想像したりもします。
もちろん、「インターハイ」が登場したのは戦後、新制高校になってからでしょうから、「インターハイ」の起源は、調べれば分かるかもしれませんね。
とりあえず、問題提起だけ・・・。