新・読書日記 2010_248
『報道再生~グーグルとメディア崩壊』(河内孝・金平茂紀、角川Oneテーマ21:2010、12、10)
最初に出てくるのは、例の尖閣ビデオの問題。あれがなぜユーチューブに投稿されて、テレビ局に持ち込まれなかったのか?というところから話が始まる。
この問題はテレビ局内部では、おそらくどこのテレビ局でも話し合われた問題である。つまり「報道の信頼性」の問題である。
「信頼性」もそうだが、「ハード面」の問題が大きいのは言うまでもない。映像を知らせる広める方法は、昔は「プロ」であるテレビ局にしかなかったけど、今は素人であっても簡単にそういうことが出来るということを、改めて明らかにした過ぎないと考えられなくもない。しかし・・・である。やはり問題はそう簡単ではない。
テレビ局は、視聴者・市民・国民が、今何を望んでいるのか、臨んでいないのか、これをしっかりと考える必要があると、改めて思った。
star3_half
コメント
地元のテレビ局がなくなるということは
地元の鉄道の駅がなくなるのと同じくらい寂しいことですな。
そんな感想を持ちました。
投稿者: (*‘ω‘ *) 日時:2011年01月11日(火) at 01:53