新・読書日記 2011_007
『BAKUMAN(バクマン)1~11』(原作・大場つぐみ、漫画・小畑健、集英社:~2010、12、31)
「バクマン」というのは、「マンガ」の連載は「バクチ」だ、という意味なんだろうと思う。中学3年生から、プロのマンガ家、それも「少年ジャンプ」での連載とアニメ化を目指すという、「原作」と「作画」の二人組の男の子たちの「青春グローイングアップ・マンガ」。マンガ連載の舞台裏を描いているという意味では「マンガ編集者の物語」でもある。
絵を描いているのは、『ヒカルの碁』や『デスノート』を描いていた人。やはりその絵のタッチには特徴があるなあと感じた。中学1年の息子が持っていた単行本を借りて読んだ。普通のマンガの単行本は20分ぐらいで読めるが、これはたっぷり1冊1時間かかる。そのぐらい、字が多いマンガ。いろんなもの(テーマ)が、マンガになるのね。
ちなみにこのマンガ、NHK教育テレビで、既にアニメ化している。それをたまたまチラッと見て「面白そうだな」と思ったのが、単行本を読むきっかけになった。12巻が出るのが、待ち遠しい。
それにしても、本当にマンガ家の皆さんはこんなに(悲しいぐらい)「人気アンケート」に踊らされているのかちょっとこのままでいいのかな?と他人事ながら感じた。テレビの「視聴率」しかり、政治家の「世論調査」しかり、ですが・・・。
star5
コメント
バクマンが面白いです
投稿者: tadayosi 日時:2011年01月23日(日) at 10:57