新・読書日記 2011_001
『メジャーリーガーの女房~ヨメだけが知る田口壮の挑戦、その舞台裏』(田口恵美子、マイコミ新書:2010、11、30)
「大リーガー」ではなく、昨今は当然「メジャーリーガー」。その「女房」も、言ってみれば「職業」なんだなあと、しみじみ。
旧姓・香川恵美子、と聞くと、「ああ・・・」と顔が思い浮かぶが、いまやすっかり「田口選手の奥さん」として頑張っているのだなと思った。普通、いわゆる「元女子アナ」がこの手の本を書くと、「これでもか!」と自分の写真を入れるが、そういったところがほとんどないのは好感が持てた。
「メジャーリーガー」とは言うものの「マイナー」と「メジャー」を行ったり来たりという立場で、8年間もアメリカで頑張った田口選手と家族。そういった姿に触れることができて、「頑張ってるんだな、自分と闘っているんだな」という思いがした。
故・仰木監督との交流なども、「裏側」として知ることができて、貴重な記述だと思った。
新年に読み終えて、少し元気が出た本だった。
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コメント
先日新聞でこの本の事を知る。是非読もうと思っていたら、もう読まれていた。手の早い人だ。
投稿者: yoshi-q 日時:2011年01月19日(水) at 23:25