新・ことば事情
4245「審決」
2010年11月17日の「ミヤネ屋」の「ヨミ斬りタイムズ」で選んだ新聞記事の中に、乳酸飲料の「ヤクルトの容器」は、
「立体商標」
であると、知財高裁で認められたという記事がありました。(「知財高裁」というのは、知的財産権に関する専門の裁判所です)
この記事の中にあった、
「特許庁に対し、登録を認めなかった審決の取り消しを求めた訴訟」
という文章の中で、
「審決」
という言葉が出てきました。「審判」「判決」は見たことがありますが、「審決」は初めて目にする言葉です。辞書を引くと、
「しんけつ」
と読み、意味は、
「公正取引委員会や特許庁が、具体的な事件について審判手続きを経て下す公権的な判断決定」
とありました。いろいろ難しい専門用語があるのですね。