新・読書日記 2010_236
『戦後日本漢字史』(阿辻哲次、新潮選書:2010、11、25)
ちょっと専門的だが、漢字や言葉に興味のある人たちにとっては、格好の教科書となりうるだろう。タイミングも、11月30日の29年ぶりの常用漢字の改定の内閣告示にあわせたベスト・タイミング。漢字の置かれた現状、今回の常用漢字改定で何が変わったのか、そもそも、こういった常用漢字って、どういった流れで生まれてきたのか?などに興味のある方は、ぜひご一読下さい。タイトルも、漢字ばっかしの七文字です。
私が新潮社の新聞広告を見て、早速本屋さんに注文、読みかけていたところに、阿辻先生から「謹呈本」が届きました。
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