新・読書日記 2010_228
『本は、これから』(池澤夏樹編、岩波新書:2010、11、19)
うーん、本のプロ37人が、「電子書籍元年のいま、電子書籍は?そしてこれまでの紙の本はどうなるか?」について、思い思いに書いたもの。「なるようになる」としか言えませんが、人間って大変環境に順応性のある動物だということだけは覚えておきたい。
この37人の書いたものの中で、一番しっくり来たのは、出久根達郎さんかなあ。池上彰さんは、ここに書いたのと全く同じ話を、先日のフジテレビの宮根さんも出てた番組で話していました。ネタの使い回しだなあ、媒体は違うけど。
帯に書いてあるように、みんな形は違えど、本を愛しているんだなあと、たしかに実感しました。
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