新・読書日記 2010_224
『輝く夜』(百田尚樹、講談社文庫:2010、11、12)
百田作品、読むのは2作目 。デビュー作『永遠の0』もそうだが、タイトルから内容の分野を想像しにくい。この本は、クリスマス・イブに起きる奇跡の短編集。東野圭吾ならダイレクトに『クリスマス・イブ』か『イブの夜に』としているのではないか。実は元の題はもっとダイレクトに『聖夜の贈り物』だったそうだが、そっちのほうが僕は好き。
それにしても、上手く構成されていてホロッと来て、しかもハートウォーミングなお話は、「賢者の贈り物」を連想させる。
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