新・ことば事情
4171「副教頭」
先日、朝の『す・またん』を見ていたら、インタビューに答えている神戸大学の附属中学(だったかな)の先生の肩書が、
「副教頭」
となっていました。「副校長」というのは実は以前に見たことがありましたが「副教頭」というのは初めて見ました。
「もしかしたら間違いかも?」と思って、すぐに担当者に連絡をしたところ、
「『副教頭』で合ってました」
という回答とともに、以下のURLが。
そこを開いてみると、
「国立大学法人神戸大学則」によると「第8条4」に、
「附属学校に,教頭を置く。校長の職務の一部を処理する教頭について,適当と認めるときは,当該教頭に対しては,副校長 (幼稚園にあっては,副園長とする。)を称せしめることができる。」
とあり、
「副校長」
という肩書が、また「第8条5」には、
「附属学校(幼稚園及び特別支援学校を除く)に,主幹教諭を置き,適当と認めるときは,当該主幹教諭に対しては,副教頭 を称せしめることができる。」
とあって、
「副教頭」
という役職もあるようです。「主幹教諭」の中で「副教頭」と呼ばれる人もいると。
学校の先生の名称も、難しくなりましたねえ。もしかして、上の人の人数が多くなって、「肩書不足」なんでしょうか??
コメント
役職を与えるというのはとても重要なことですよね。
「おまえは俺より下だぞ」とか「俺はおまえより上だぞ」とか言い聞かせなきゃ 社会は成りたちませんよね。
では
投稿者: 役職 日時:2010年10月15日(金) at 15:44