新・ことば事情
4160「ふくどくぼん」
9月16日の日本テレビ『スッキリ!!』で、大竹真さん(夏休み中らしい)のピンチヒッターの青木さんという男性(アナウンサーか?)が、
「副読本」
のことを、
「ふ/くどくぼん」
と「本」を濁ってしゃべっていたので、びっくりしました。普通は、
「ふ/くど\くほん」
なのではないでしょうか?『NHK日本語発音アクセント辞典』にもそう載っています。(読み方もアクセントも)
「副読本」の語構成は、
「副・読本」
であり、連濁がなければ、本来は、
「ふく・とくほん」
この「本」を「ぼん」と読むのは、語構成を、
「副読・本」
だと思っているからでしょう。
学校で「副読本」を使わなかったのかもしれません。また「○○本」という言葉の読み方は「平板アクセント」だと思い込んでいることも、あるのかもしれません。
あとでスタッフから絞られているかも・・・。
(ネット検索したら、どうやら青木源太君という2006年入社の日本テレビのアナウンサーらしい。1983年生まれかあ。「副読本」、知らないのかな、その世代は。)