新・読書日記
4144「MC」
編成部のスタッフからメールが来ました。
「今日の質問は『MC』です。私のイメージとしては、いわゆる業界用語、放送局内で使用するもので、本来『司会』と言うべきでは?と思っていましたが、最近は番組内でも『MC』と自己紹介するシーンがあったり、テレビ誌の番組紹介コーナーで『MCの誰々が~』と掲載されていたりします。もう既に誰でも理解できる"一般的な言葉"になってきているのでしょうか?」
さっそく返事のメールをしました。
「お尋ねの件『MC』ですが、『読売テレビ放送用語ガイドライン』(第1版=2001年5月発行)の巻末に載っている、伊藤憲浩氏作成による『知ってるつもりの放送業界用語集』によると、
『MC』=①Master of Ceremonyの略。式典の進行をする司会者の意味で、放送局ではあまりつかわれない用語だが、現場では番組やニュースのキャスターなど全体を総称していうことが多い。
②Main Caster の略、番組のメインの司会者のこと。結果的には同じようない実で使われている。
となっています。アナウンサーをしていると『MC』はよく耳にしますね。最初聞いたときは「マイク」の略(どんな略なんだ?)と思いましたが。
嵐の櫻井君主演でテレビ局を舞台にした去年の日テレのドラマ『クイズショウ』でも櫻井君が、役名として『MC○○』と自称していましたね。」
と答えました。
まだ「一般的ではない」が「業界用語として、一般にも認識されつつある」といった感じではないでしょうか?「DJ」ほどの知名度はないと思いますよ。
以上、MCは道浦でした!
star5
コメント
道浦さんこんんちは。僕は司会、MCどちらも好きです。ラジオだとDJとパーソナリティーと2通りありますが、AMはパーソナリティー、FMはDJ表示が多いようです。キューンのオオヌキタクトさんはFM802DJとして紹介されています。実況アナでもニッポン放送の煙山さんがサッカー中継ではサッカーパーソナリティーと言って実況しています。では失礼します。
投稿者: 小原正裕 日時:2010年09月14日(火) at 18:40