新・ことば事情
4120「イカタコウイルス」
「イカタコウイルス」
と呼ばれる「コンピューター・ウイルス」を作成し、感染したパソコンのファイルを破壊した27歳の男が逮捕されたというニュースが8月4日の新聞各紙に載っていました。
変な名前のウイルスだなあと思いながら新聞を読んでいたら、なぜか「毎日新聞だけ」が、「タコイカウイルス」
になっていました。「タコ」と「イカ」の順番が違います。そもそも「~と呼ばれていた」ということから、「正式名称ではない」ので「どちらでもよい」のでしょうか?
でも、「タコイカ」よりは「イカタコ」の方が言いやすいような気がします。なんで「タコイカ」なんでしょうね?また、なぜ「イカタコ」の方が言いやすいんでしょうか?
「イモタコなんきん」
の影響でしょうか?
母音は「イカタコ」が「いああお」。「タコイカ」は、「あおいあ」。
「イカタコ」は、「カ」「タ」と「あ」の母音が続くので、ややだらしなく楽をして、
「いかーこ」
と言っても、なんとなくわかりますが、「タコイカ」は、一音ずつしっかり言わないとダメだから言いにくい、ということでしょうか?
Google検索(8月25日)では、
「イカタコウイルス」=66万0000件
「タコイカウイルス」=42万3000件
で、「イカタコ」が多いものの、「タコイカ」もかなりの数、ありました。
いずれにしても、そんな人の邪魔するようなウイルス作って何が楽しいのか、よくわかりません・・・。それにしても「パウル君」といい、最近「タコ」に注目が集まっていますね。
コメント
主にP2Pを利用する人のPCが感染するのだから
悪が悪を潰しあうという意味で、悪いニュースではないのでは?
テレビの中の人は事の詳細を知っているはずなのに
テレビの中でそれを言えないのは正直・・・残念です。
投稿者: (・e・) 日時:2010年08月26日(木) at 03:28