新・読書日記 2010_137
『世界は日本サッカーをどう報じたか~「日本がサッカーの国になった日」』(木崎伸也、ベスト新書:2010、8、5)
「日本人」は世界からどう見られているか、というような本はあるが、「日本人」ではなく「日本のサッカー」にポイントを絞ったのは確かに新しい。しかも、南アフリカワールドカップが終わってたった2週間で、1冊の本として刊行するというのも「すごい」と思った。南アフリカワールドカップでの日本の試合を海外メディア、新聞と放送がどう評したかを、リアルタイムで書きとめたもの。放送での実況コメントまで拾っているのはすごい。
著者は、生の「ギュンター・ネッツアー」とも話をしたんだ!
これを読むと、意外と日本サッカーの将来は明るいんじゃないかなと思うし、「課題」もしっかりと見えてきた気がする。著者の木崎さんの本、知らない間に過去に私、読んでいましたよ。
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