新・読書日記 2010_152
『ミラクルガール』(大塚弓子、無明舎出版:2010、2、10)
著者は、石巻赤十字病院に勤務するリンパ浮腫セラピスト。「帯」によると、秋田県出身で花の独身31歳。17歳で甲状腺ガン、26歳で再発、30歳で首に腫瘍が。青春をガンと闘い続けた、と。
表紙と口絵の写真、これがものすごい"美人"なのだ!「ああ、秋田美人ってこういう人のことを言うのだな」と。
その著者が高校生の時に「ガン」を告知され手術を受ける。そんな若さで・・・。それから「一生懸命」に生きてきたさまが、読みやすい「生」の文章で綴られている。
ひたすら前向きに、落ち込むこともあるけど、前向きに立ち向かうのだが、なぜ人生は(神様は?)こうも試練を投げかけてくるのだろうかと思うようなことの連続で・・・。こういう女性って、確かにいるよなあ・・・とも思いつつ、その試練を乗り越えて幸せになってほしいと思ったのでした。
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