新・読書日記 2010_145
『回文堂』(かわいしのぶ、新潮文庫:2003、3、1)
あれ?まだ読んでなかったっけ?という感じで。回文歴では負けない私から言うと、回文のレベルは決して高くない。というか、短いインスピレーション型なので、なんてーか、そんなにたいしたことない。内輪で喜ぶ感じ。
ただ、それにイラストを自分でつけたところが新しく、脱力感がよく、おもしろい!
著者は本職は、プロのバンドの「ベーシスト」なんだそうだ。知らなかったけど。こういうの(回文のような言葉遊び)って、「メインボーカル」の人よりも、そういった「ベーシスト」とか、「コントラバス」の人の方がハマるのかも。かく言う私も、趣味のコーラスでのパートは「ベース」である。
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