新・読書日記 2010_157
『ねじ式』(つげ義春、小学館文庫:1995、1、10第1刷・2009、9、20第34刷)
マンガです。
「無能の人」を読んで以来20年近く探していた「ねじ式」を、文庫本で発見!「ねじ式」は、こんな短篇だったのか・・・。奇妙な物語。元メッキ工だった、つげの自伝的な作品も。伊豆の温泉宿の話が気に入った。いまから42年ほど前の作品。解説で佐野史郎が書いているように、たしかに線やタッチが、水木しげるや白土三平に似ている。
それにしても1995年に「文庫」で出てから去年までで34刷・・・根強いファンがいるようです。文庫版のマンガは、老眼が始まった私には、ちょとキツイのですが・・・。
star3
コメント
「ねじ式」が収録されている普通サイズの単行本でしたら、「ゲンセンカン主人」(双葉社アクションコミックス)が今でも新刊書店で入手可能ですよ。
投稿者: かくた 日時:2010年09月01日(水) at 06:31