新・ことば事情
4079「生訪問・生配達・ナマ配達」
「情報ライブミヤネ屋」が7月14日に放送1000回を迎えたのを記念して、視聴者の方・1名様に「3Dテレビ」をセットでプレゼントしようという企画には、なんと7万通を超える応募を頂きました。ありがとうございます。そして惜しくも落選した方、ごめんなさい。7万分の1、ですからご容赦を・・・・。
その3Dテレビ、当選した方に配達する様子を番組中に中継しようという企画が、7月23日〔金〕に行われました。広島県の方に当たったのですが、五十嵐アナウンサーが「配達人」として現地に向かい、中継してくれました。
その模様を表した表現で、スーパーに、
「生訪問」「生配達」
というのが出てきて、思わず、
「うーん・・・。」
とうなってしまいました。
これは確かに「生」(中継)で「訪問」「配達」の様子を伝えるというところがメインなワケで、「生」を外すとインパクトも弱くなるし、伝わりにくい。しかし「生訪問」「生配達」なんて言葉・表記は、もともとあり得ないわけで・・・。
結局悩んだ末、「生訪問」はそのまま使い(1回だけだけど)、「生配達」は1か所のサイドスーパーは「生」をカタカナにして、
「ナマ配達」
という形にして、あとは「生」を「○」で囲んだ形の
「(生)配達」・・・( )=○
というデザインの表記にしました。苦肉の策です。
でも・・・実はその1週間前に、
「コンサートで生報告」
というスーパーもOKで通していたんです・・・。「生」に苦しむ毎日、せめて仕事終わりには「生」をのどに流し込んで・・・。