新・ことば事情
4075「しかも」
けさ、5歳の娘と保育所に行く途中の会話。
最近ずいぶん背が伸びて(実際、先日の「身体測定」の結果を見ると、先月より1センチ以上、背が伸びていました)、手も足も大きくなった感じのする娘。
「おっきくなったなあ。きのうよりも背ぇ、伸びたんちゃう?」
というと、ほめられているように思うのか、すごくうれしそう。自慢げです。でもちょっと、照れている感じもあります。そんな表情での答え。
「ごはん、いっぱいたべてるし。しかも、くつはいてるし。このくつ、底が厚いねん。だから大きく思うんとちゃう?」
おお!この、
「しかも」
という言葉の使い方が、「5歳」児ともなるとできるのかあ!と感心。論理的だあ!
体の成長とともに、頭(=ことば)の成長に感心したのでした。