新・ことば事情
4041「W杯とウインブルドンの芝目」
今回はあまり「ことば事情」ではないんですが・・・。
南アフリカワールドカップの会場の、緑の芝に付いた色の違う芝の帯の幅ですが、この間、ある新聞で
「5、5メートル幅」
と書かれていました。数えてみるとハーフコートで10本でしたから、
「5、5×10=55m」
これの2倍で、
「縦のコートの長さは110メートル」
になります。
縦の芝目も数えたら14本。これの幅はわかりませんが、5メートルだとすると、
「コートの横幅は70メートル」
国際試合でのピッチ(グラウンド=コート)の広さ(長さ)は、
「縦105メートル、横68メートル」
と決められているはずなんですが・・・。まあ、大体合っていますね。
それにしても南アフリカのピッチ、芝はかなりでこぼこで、ゴルフでいうと「デポット」(でしたっけ?)が多く、ターフがえぐれている感じです。
一方、同じくこの時期に行われていたテニスの「ウインブルドン」のセンターコートの芝目にも注目しました。
こちらは、シングルスコートは縦に14本、ダブルスゾーンに左右3本ずつ6本の計20本。当然、幅が細いです。テニスのコートの大きさはよく知りませんが。
それにしても「イギリス発祥のスポーツ」と「芝」は、関係が深いなあ。