新・読書日記 2010_124
『コトバの戦略的思考~ゲーム理論で読み解く気になる日本語』(梶井厚志、ダイヤモンド社:2010、2、12)
新聞か雑誌の書評欄で見つけて購入。著者は日本語の専門家ではなくて、ゲーム理論がご専門。そういった分野からの日本語の分析に興味を持ったので読んだ。
「よろしくお願いします」に始まって、言葉の持つ戦略的意義、「お疲れ様」と「ご苦労さま」の関係、「とんでもありません」はとんでもないのか?などなど、日ごろ身近な言葉の謎に果敢に挑戦しているように思える。ゲーム理論ってよく知らないんだけど、哲学的なものなのかな?
第3章「新型・若者コトバ編」には興味を持ち期待したが、これはそれほどでもなかった。第4章「経済コトバ編」は、著者の専門分野のようで、ちょっと本来のコトバの話からは、ずれてしまったような気がした。
感想書くのが随分(2か月ほど)遅くなってしまいました。
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