新・読書日記 2010_129
『ふたたび、時事ネタ』 (斎藤美奈子、中央公論新社:2010、6、25)
いつものように、キレています。
でも、以前は気付かなかったのだけど、斎藤さんはかなり「左」の人なんだなあと、この本を読んで初めて感じました。「時事ネタ」なので政治関係の噺が多くなっているからか。
「私たちの前には麻生新内閣が忽然と誕生しているのである。」(161ページ)
(「とてつもない新政権」誕生す)で、「忽然と誕生」という「忽然」+「現れる」という形の文章が出てきました。やはり「忽然」は「消える」だけじゃないのね。
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