新・ことば事情
4013「アソウさん、やめたんやろ」
6月4日、けさのことです。5歳の娘と保育園に向かう途中のこと、いろんなことを話してくれます。ママに聞いたことや保育所の先生、お友達に聞いたことなど、いろいろ知っています。
「今日は一日、雨は降らへんで」
というので、
「なんで知ってるん?」
と聞くと、
「昨日、寝る前に、ママのケータイで、お天気見たもん」
という具合。21世紀の子どもは進んでいます。
「ものしりやなあ、なんでも知ってるなあ」
とほめて持ち上げたところ、娘はいきなり、少し鼻の穴を膨らませながら、こんなことを言いました。
「アソウさん、やめたんやろ」
ん?アソウさん・・・・もう1年ぐらい前に辞めましたけど・・・
あ、そうか!
「ものしり」と言われて喜んだ娘は、もっとほめてもらおうと思って、
「自分が知っている中で一番賢いと思われそうなこと=オトナの話」
をしてくれたのです!私は、
「アソウさんとちゃうで。今度辞めたのはハトヤマさんやで。」
と言うと、照れ笑いした娘は、
「あ、そうかハトヤマさんや。きのう、ママとおにいちゃんが、『どっちもどっちやなあ』っていってたから、まちがえた」
というではないですか。
カワイイー!
と、まるで野村明大アナウンサーのブログのような状態になってしまいましたが、ここからがちょっと違います。
娘の様子を見て私が思ったことは、
「世の中のオトナもうちの5歳の娘も、政治に対しての態度はあまり変わらないのではないか?つまり大人の政治に対する態度は、5歳児並みではないか。周りの言うことをそのまま言っているだけではないか?」
と思ったんです。それも悲しいなあ・・・。
コメント
自分の考え方もコピペ(copy and paste)できちゃう
へんてこりんな時代・・・。
投稿者: (・e・) 日時:2010年06月09日(水) at 20:41