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『道浦TIME』

新・ことば事情

3962「コンピテンシー」

 

『残念な人の思考法』(山崎将志、日経プレミアムシリーズ:2010481刷・20104202刷)という本を読んでいたら、146ページに、

「コンピテンシー」

という言葉が出てきました。なんじゃらほい。

普段、接することのないカタカナの言葉です。英語の辞書を引いたら、

competency

と書くようです。意味は、

「能力・力量」

のことのよううです。知らんなあ。似た言葉には、

ability」「capacity」「facility

などが挙げられています。この3つなら、まだ分かりますが。経済学用語としては常識なのでしょうか?まだ日本語の外来語としては定着していない感じがするけどなあ。

Google検索では(5月5日)、

「コンピテンシー」=122000

でした。けっこう使われています。トップページに出ていたもので見ると、

「IT情報マネジメント用語」

だそうで、

「アメリカからきた用語で行動の審査や分析と基準の意味。人事評価の教育現場で採用事例で活用されている」

のだそうです。道理で縁が遠かったわけだ。

(2010、5、5)

2010年5月 6日 12:36 | コメント (0)