新・ことば事情
3962「コンピテンシー」
『残念な人の思考法』(山崎将志、日経プレミアムシリーズ:2010、4、8第1刷・2010、4、20第2刷)という本を読んでいたら、146ページに、
「コンピテンシー」
という言葉が出てきました。なんじゃらほい。
普段、接することのないカタカナの言葉です。英語の辞書を引いたら、
「competency」
と書くようです。意味は、
「能力・力量」
のことのよううです。知らんなあ。似た言葉には、
「ability」「capacity」「facility」
などが挙げられています。この3つなら、まだ分かりますが。経済学用語としては常識なのでしょうか?まだ日本語の外来語としては定着していない感じがするけどなあ。
Google検索では(5月5日)、
「コンピテンシー」=12万2000件
でした。けっこう使われています。トップページに出ていたもので見ると、
「IT情報マネジメント用語」
だそうで、
「アメリカからきた用語で行動の審査や分析と基準の意味。人事評価の教育現場で採用事例で活用されている」
のだそうです。道理で縁が遠かったわけだ。