新・ことば事情
3957「ドラボンゴール」
かわいい5歳の娘の言い間違いシリーズです。もう最近は本当に、なかなかこういった言い間違い、覚え違いは少なくなっているのですが。
先日、大阪は梅田の家電量販店の玩具売り場(なんだって売ってるんですな、最近の家電量販店は。百貨店と大して変わらないし、本当に「百貨」以上あるような感じ)のなかにある「ガシャポン」(ガチャポン、ガチャガチャとも言うそうですが。「平成ことば事情1453ガチャポン」をご参照ください)コーナーに行った時のこと、一つの「ガシャポン」の絵柄を指さした娘は、
「あ、これ知ってる!『ドラボンゴール』やろ!」
「うーん、惜しい!それはね、よく似てるけど、違うねん。それは『NARUTO(ナルト)』や」
「うーん、じゃあ、これは『ドラボンゴール』?」
「それも、『ナルト』」
「じゃあこれは?」
「それは『ドラゴンボ-ル』」
ようやくたどり着き、得意そうな娘。しかしその時でも娘は、
「『ドラゴンボール』と『ドラボンゴール』の違い」
については気付いていませんでした。
かわいいから、そのままにしています。
え?あなたも気付かない?・・・・・かわいいですね。音韻転換のお話でした。