新・読書日記 2010_090
『JAL崩壊~ある客室乗務員の告白』(日本航空・グループ2010)
内部告発モノなので、週刊誌を読むように大変おもしろいが、だんだん、いやーな感じがにじみ出てくる。だって同じ会社の仲間を売ってるような感じで、客観的に本当にそうなのか?と疑問を覚えざるをえない。「私情を交えず」には書かれては、いない。なぜならば、利益関係の一方の当事者だから。
飛行機の利用者の立場から言わせてもらえば、「客室乗務員の勝手な言い分」としか思えない部分も・・・。(お互い様?)他人の愚痴って、「なんだかなあ」と思ってしまう部分がありませんか?
でも、おもしろいことはおもしろい。内情はよくわかるし、「たぶん、そうなんだろうなあ」という部分も多い。こういう本って、どう扱ったらいいんだろうか?
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