新・ことば事情
3945「しゅむ」
いよいよ4月22日(木)、「ミヤネ屋」とセブン-イレブン・ジャパンのコラボ商品「おにぎり」2種類が発売になります!(なりました!)宮根さんが提案したアイデアに基づいて出来上がったのは、
(1)青じそ御飯の ちりめんおかか...126円(税込)
(2)韓国 焼肉...126円(税込)
の2種類。『セブン-イレブン』と『イトーヨーカドー』で全国一斉発売なんです!
その記者会見が、きょう(21日)「ミヤネ屋」本番終わりのスタジオ内で行われました。
その際に宮根さんが、
「ごはんにしゅんだ焼肉のタレがおいしいのよ!」
と話しました。この、
「しゅんだ」
ですが、「関西弁」ですよね?わっかるかなあ・・・「しゅむ」。共通語では、
「染む」「染みる」「染み込んだ」
ですね、きっと。宮根さんは番組内で、
「1か月で1500万個売る!」
と豪語。あとでセブン-イレブン・ジャパンの方に聞いたら、他のおにぎりで一番売れているものは、
「105円のツナマヨ」
でその数は、
「700万個」
う・・一番売れているおにぎりより21円高くて、しかもその倍以上を売る・・・ハードル高いなあ・・・。
一体、1日に何個売れば1500万個になるのか?も、セブン-イレブンの方に宮根さんが聞いたら、
「2種類のおにぎりが各店舗で、1日各40個売れないと、30日で1500万個にならない」
のだそうです・・・。クーッ、大丈夫やろか?
スタートダッシュが大切だそうですが、明日「雨」らしいしなあ・・・。
おっとそれはさておき、「ことば事情」的には「しゅむ」です。牧村史陽『大阪ことば事典』に載っていました!
* 「シュム(浸む・染む)」=しむの訛である。染む。にじむ。名詞は「シュミ」(例)身にシュム、酒のシュミ、シュミぬき(染抜き) また塗薬などが皮膚に沁む場合などにもいう。
ああ、たしかに、
「傷口に薬がシュム!」
って言いますね!『広辞苑』にも「しゅむ」が載っていました!(用例は略)
「しゅむ」=(シム(染)の転。多く「しゅんだ」の形をとる。)(1)染まる。(2)強く刺激されて痛いように感ずる。しみる。(3)盛んになる。佳境に入る。(4)地味だ。けちけちしている。みすぼらしい。
うーん、古語かなあ。大阪弁の「シュム」と微妙にニュアンスというか用途が違うみたいですが・・・。
ま、何はともあれ、「ミヤネ屋おにぎり」発売です!これを読んだ人は、みんな買うようにしてくださいね!お願いします!!
コメント
そもそもなんで1500万個なんでしょうか?
投稿者: 野菜連合 日時:2010年04月23日(金) at 23:34