新・ことば事情
3932「ちょったけ」
5歳の娘の「赤ちゃん言葉」が、随分減ってきました。
もう、普通のオトナのような言葉を使うので、赤ちゃんぽい、その時期特有の言葉が減ってきて、ちょっと残念。それが子どもの成長ということですが。
そんな中で久々に見つけたのが、
「ちょったけ」
という言葉。もちろんこれは、
「ちょっとだけ」
の意味です。「ちょっとだけ」は、「促音」とタ行の音、そして濁るタ行(=ダ行)の音が続くので、言いにくいのでしょうね。おそらく「方言」としては大人にも、この「ちょったけ」というのは使われているような気がします。
人間の脳は、5歳で大人の9割方、完成してしまうのだとか。うれしくもあり、ちょったけ、さびしくもあり・・・。