新・読書日記 2010_071
『欲しがらない若者たち』(山岡拓、日経プレミアムシリーズ:2009、12、8)
ちょっと前に書評でも見かけて、本屋さんでも見かけたが「また若者分析か」と思って手に取らなかったのだが、その「書評」がたまたまスクラップの山から出てきたので、「じゃあ、注文してみるか」と購入。
読んでびっくりしたのは、著者はこの本が出る直前(2009年10月)に40代の若さでなくなっているのだ!つまり「遺作」ですね、この本は・・・。
全体としては、統計などから「モノを欲しがらない現代の若者」像を描き出し、現在の不況を脱出するには、そして新たな時代の経済を打ち立てるにはどうすれば良いかにつながる話が書かれていて、興味深い。
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