新・読書日記 2010_051
『オーガニック革命』(高城剛、集英社新書:2010、1、20)
ちょっと、本の帯の文句(コピー)にあった、
「高城剛は、なぜ東京を去り、モノを処分し、生き方を変えたのか?」
に興味を持ったので読んでみた。あの「エリカ様」のだんな様が書いた本だ。読んでいる途中での感想は、
「なにかウソくさい、何か軽い、信念や真理ではなく、ブーム・流行りという感じが、もうなんていうか、全体に立ち込めている感じがする」
だ。結局、ライフスタイルを根底から変えたというよりは、より新しい流行に乗り換えただけのような気がする。だって、あなたが主張する形での「モノを持たないで定着しない生き方」って、お金持ってなきゃ出来ないでしょ。ロンドンやスペインや沖縄や北海道、都合のいいところを、ひょいひょいと移動するなんて、そう誰でもができることじゃないし、飛行機で移動するのなら、全然エコじゃないし。バルセロナで、日本から運んだ玄米でパエリア食べて「エコ」なわけないでしょ。ひと所に定住して、畑、耕すのならわかるけど、結局「ファッション」じゃないのか?という疑念が、読み込んでいっても払拭できない。
真ん中あたりのイギリスについて「お勉強」して書いた(であろう)ところは、こちらも勉強になりました。
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コメント
同じショービジネスで飯食ってる人なのに・・・
そこまで酷評しなくても・・・ ><;
投稿者: (・e・) 日時:2010年03月10日(水) at 04:10