新・ことば事情
3881「カーリングはショット?」
2月22日の「ミヤネ屋」で、バンクーバー五輪で盛り上がる「カーリング」を取り上げた時のこと。原稿を見ていると、
「スーパーショット」
というような言葉が出てきました。それを見て、
「カーリングはストーンを『投げて=氷の上を滑らせて』要るが、あれを『ショット』と言っていいのか?」
という疑問が。「ショット」は、バットかクラブかラケットかで「打つ」んですよね、普通のスポーツでは。スタッフに聞くと、
「『ショット』で良いようです」
ということでしたので、そのままにしましたが、気になっていました。
翌朝、2月23日の日本テレビ『スッキリ!!』を見ていたら、「クリスタルジャパン」(チーム青森)の一員・近江谷選手のお父さん(この方も元カーリングの選手だそうです)が、
「スーパーショット」
というふうに「ショット」を使っていらしたので、「ああ、『ショット』でよかったんだ」と思いました。ところが、きょう(2月23日)の「ミヤネ屋」の原稿には、
「最後の一投」
という言葉も出てきて、
「やっぱり、投げてるじゃないか」
と。でも、その後に、
「ナイスショット!」
という言葉も出てきて、
「投げたのにショットなのか???」
と、やはり 疑問は深まってしまいました・・・。こんなことを考えているのは私だけでしょうか?(往年の「はみだしぴあ」みたいになってきた・・・。)