新・読書日記 2010_042
『若き友人たちへ~筑紫哲也ラスト・メッセージ』(筑紫哲也、集英社新書:2009、10、21)
故・筑紫哲也氏は、早稲田大学と立命館大学で講義をしていた。その講義録を集めたような本。その意味で「若き友人へ」というタイトルはつけられたのだろう。
巻末に、著者が高校時代(だっけか?)に書いた文章が載っている。それを読むと"時代の空気"を感じるとともに、早熟な著者の萌芽を見ることも出来る。青いですけど、すがすがしい気がした。もう、亡くなって1年以上経つんですね・・・。
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