新・ことば事情
3869「パナソニック電工」
「松下電器産業」が「パナソニック」に社名が変わりましたね。創業者の名前がなくなった。それはつまり、企業として本当に大きくなった、国際的になったということの表れなのかもしれません。もちろん、創業者の名前を冠したまま世界的になっている企業もあるでしょうが。
こんなことをふと思ったのは、読売テレビの近くを歩いていたら、この間までたしか、
「松下電工」
と書かれていた会社の看板が、
「パナソニック電工」
に変わっていたのを見かけたからです。そうか、関連会社も全部名称変更したのか・・・そう思ったときに、一つ大きな疑問が!
「あ!松下政経塾は?『パナソニック政経塾』になったのか??」
・ ・・ということで調べてみたら・・・・そのままでした。ホッ・・・。(なんで!?)
これはある意味、創業者の名前を冠することにこそ意味があるので、やはり変えないんでしょうね。ちょっと安心しました。
コメント
一ヶ月遅れで読んでます。
ちょっと気になったので一言。
よく混同されるのですが、松下政経塾は、松下電器産業(現パナソニック)と関係のない組織(団体?)です。
創業者があくまで「個人」として作った組織です。
ですから、恐らく存在する限りは「松下」の名を使うと思われます。
投稿者: むぎた 日時:2010年03月17日(水) at 01:22