新・ことば事情
3840「ブランコの命名」
年末、4歳(当時)の娘の希望で、木枯らし吹きすさぶ近くの公園に行きました。
お目当ては「ブランコ」です。
さすがに寒いのであまり人がいません、娘は喜んで一人でブランコに乗っていました。
「ほお、もういつのまにか『立ち漕ぎ』ができるようになったんだなあ・・・」
そんなことを考えながら、寒い中、風に揺れているブランコを見ていて、ふとこんなことを思いつきました。
「ブランコ」、その命名はたしかポルトガル語かスペイン語で、「白い」という意味の単語からきたと聞いたか読んだことがありましたが、
「ブランコの命名・定着には、揺れる擬態語の『ブラブラ』が関係しているのではないか?」
つまり、「ブラブラする」から「ブランコ」。
当たり前といえば当たり前、おそらく皆さん、そう思っているのではないか?
本当のところはどうか分かりませんが、寒い中、ブランコを見ていると、そう思ったのです。