新・読書日記 2010_038
『教育の職業的意義~若者、学校、社会をつなぐ』(本田由紀、ちくま新書:2009、12、10)
うーん、いまいち、どころかいま2つ。論文に過ぎず、これでは一般社会とつながって動かすことはできないと感じた。一つ一つはわからなくもないのだが。あとがきのような文体で書けば、もっと伝わると思う。最初の「あらかじめの反論」も、何を身構えているのか意味不明。何も知らずに読み出した一般読者は、それこそ身構えて用心してしまう。
でも、社会の仕組み・構造が変化しているのだから、教育のしくみも変えていかなくてはならないということはわかりました。
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