新・ことば事情 3803
「れねわぬがびよ」
いま、「ひらがな」を始め、「カタカナ」「漢字」「アルファベット」と、とにかく「文字」に興味がある4歳児(まもなく5歳)の娘。家で時間があれば、「勉強」と称して、ノートやら広告の裏に文字を書いています。
きのうも、何か一生懸命、書いていました。できたら持ってきて見せてくれます。ノートには次のような文字が。
「れねわぬが、れねわぬがびよ、れねわぬが」
???なんじゃ、こりゃ。何となく七五調ですが・・・。でもここは、ほめるところです。
「上手やねえ・・・でも何て書いたの?」
と聞くと、
「『れんしゅう』って、かこうとして、しっぱいしてん」
ふむ。意味は分からないけど、この七五調、なんとなく、
「はっぱふみふみ感」
が。娘はまた、部屋の隅に行って、次は、
「きもの」
と書こうとして、こんなふうに書いてきました。
「きもるのらんは」
七五の切れ目に「は」「が」という格助詞を入れると、わけがわからないなりに、文章のような体裁になりますね。その後も娘は、
「くすへしてつろ」「そとこいりうに」「たさちほまけめ」
各2回、ノート1ページのマスを埋めていました。まるで祝詞みたい!
言葉っておもしろいですね!