新・読書日記 2009_224
『アグネス・ラムのいた時代』(長友健二+長田美穂、中公新書ラクレ:2007、2、10)
正直に告白します、表紙の長友カメラマン撮影の「アグネス・ラムのカラー写真」だけで、この本を買いました。別に、内容はどうでもいいです。だって「アグネス・ラム」だもん、当時の。すごいです。かわいいです。
そうして、そういったアイドルのグラビア写真から「ヌード写真とロマンポルノが熱かったころ」「映画俳優との出会いと別れ」「渡辺プロの絶頂期」「フォークソング、キャンディーズ、そして八○年代へ」というふうに、時代を振り返っていく・・・アグネス・ラム、ピンク・レディー、キャンディーズ、山口百恵・・・生の証言者としての「ホンモノ」が伝わってきます。この本は2007年に出ていますが、その直前に亡くなった長友さんへの「弔問の意味を込めた本」だと思います。合掌・・・。
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